現在20代後半の方には、「近々ワーホリに行きたいけど、年齢制限は大丈夫かな?」と疑問を持っている方も多いはず。
そこで今回は、オーストラリア政府認定留学カウンセラーの私が、ワーホリの年齢制限についてわかりやすく解説していきます!

オーストラリア政府認定留学カウンセラー(QEAC登録番号:O361)。オーストラリアとカナダでの計2回のワーホリを通し、現地では複数のローカルジョブ経験あり。また、大学時代にはフィリピン・セブ島留学も経験。
ワーホリの年齢制限って何歳?
結論から言うと、
ズバリ、ワーキングホリデーの年齢制限はすべての国共通で18〜30歳です。(2018年10月現在)
つまり、17歳未満の方はまだワーホリができず、31歳になると残念ながらワーホリの条件から外れてしまうことになります。
ワーホリの年齢制限はいつの時点が対象か
この記事を読んでくださっている方の中には、現時点で年齢制限ギリギリだという方も多いはず。
では、正確にいつの時点で年齢制限が影響してくるのでしょうか。
申請時の年齢
ワーホリができる年齢の18〜30歳というのは、申請時の年齢が対象になります。
なので、現在高校生で17歳の方は、次の誕生日当日以降でワーホリビザを申請することができます。
逆に現在30歳という方は、次の誕生日を迎えてしまうと条件から外れるので、それまでに申請しなければいけません。
入国時の年齢
現在30歳で「急いでワーホリビザを申請しなきゃ!」という方は、入国時の年齢がオーバーしてても大丈夫か気になると思います。
でも安心してください!
ワーホリの年齢制限は申請の時点のみ適応されるので、オーストラリアやカナダなどのワーホリ国への入国時には31歳になっていても大丈夫です。
実際に30代でワーホリに挑戦する人は結構いて、ワーホリする人の中ではギリホリ(年齢制限ギリギリで行くワーキングホリデー)と呼ばれています。
オーストラリアのワーホリは年齢制限が35歳!?
「えっ、でもオーストラリアのワーホリは年齢制限が35歳までに変更されたって聞いたんだけど!?」
という方もいると思います。
そうなんです。
オーストラリア政府は2016年、ワーホリの年齢制限を30歳から35歳まで引き上げるという報道をしました。
しかし現在(2019年4月)でも、年齢制限の正式な変更はなされておらず、オーストラリアでも依然として18〜30歳がワーホリの年齢制限となっています。
参照:Canadians can now get an Australia Working Holiday Visa up to age 35
年齢制限ギリギリの場合どうすべきか
では、「今30歳だから急いでワーキングホリデーに行きたい!」
という方はこれからどのような行動をすべきでしょうか。
とりあえず申請する
現在30歳で、誕生日も近い!
という方は、できるだけ早くワーキングホリデービザの申請を行いましょう。
オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、韓国などの主要ワーホリ国は、1年間を通していつでも応募可能です。
※イギリスとアイルランドは、1月と7月のみ
しかし、オーストラリアやニュージーランドを除いて、年度ごとにビザ発給数の制限がある国がほとんどですので、早めの申請をオススメします。
ビザ申請から渡航まで
ビザを申請してから渡航までの大まかな流れは以下です。
- ワーキングホリデービザを申請
- ワーホリ先の政府が申請を受理
- 大使館がビザ発給通知書を発行
- 入国時にビザ発給通知書を提出し、ワーキングホリデービザが発行される
とりあえず、31歳になる前に申請することができたら一安心。
③のビザ発給通知書を取得してから1年間の有効期限があるので、取得後1年以内にご自身の都合に合わせて渡航時期を選ぶことができます。
まとめ
いかがでしたか?
ワーホリの年齢制限についての疑問は解消されたでしょうか?
では最後に、今回のポイントまとめです。
- ワーホリの年齢制限はすべての国共通で18~30歳
- 申請時の年齢が対象になるので、入国時には31歳でも大丈夫
- 現在30歳の人は、なるべく早く申請しよう!
これからワーホリに挑戦する方にお役立ていただければ嬉しいです。
ギリホリでオーストラリアやカナダなどへ行く人も多いので、ぜひ諦めずにチャレンジしてみてください!
お読みいただきありがとうございました。